洗車に適した環境と時間帯は?炎天下と強風の日は絶対NG!

「今日は洗車日和だから洗車しよう!」

 

あなたも雲ひとつない快晴の時には、洗車したくなりませんか?

 

確かにあなたの気持ちはすごーくわかります。でも実は、快晴の時って洗車にふさわしくないんですよね。

 

むしろ晴れた日に洗車をしてしまうと、水や洗剤がすぐ乾いてシミになったりするのでおすすめできません!

 

洗車に適した環境と時間帯をざっくりまとめると以下のような感じになります。

 

風のない曇りの日に洗車する

気温は10〜25℃くらいが良い

時間帯は午前中を目安にする

 

洗車に適した環境は、『直射日光を浴びない』『風がない、もしくは弱い』というのが基本になります。

 

それでは、洗車の環境づくりについて、詳しく見ていきましょう!

 


洗車に最適な環境とは

洗車に最適な条件は、ボディ温度が高くならず、風などに乗ってホコリやチリが飛んでこない事が最重要です。

 

塗装面の水分が拭き上げる前に蒸発すると、シミになってしまいます。それとスポンジでの洗い途中や拭き上げ前に風に乗って砂等がボディに付着するとキズがついてしまうため良くないですね!

 

風のない曇りの日がベスト

 

洗車に適した環境を選ぶなら、1日を通して曇り空で降水確率が低ければ神日です!

 

曇りの日を選ぶのは比較的簡単ですが、風に関しては難しいです。年間を通して風が強い地域もありますからねー。

 

風は基本的に昼に向けて強くなります。そのため、早朝は風が弱い傾向があるんですね。

 

前日から天気予報をチェックして曇りならば、早朝からの洗車も良いと思います。

 

ちなみに雨が降った翌日は強風になる傾向があるので注意しましょう!

 

気温10〜25℃くらいが目安

 

洗車するなら、気温が低過ぎでも高過ぎてもダメです。

 

気温が低いとボディについた水分やシャンプーが凍結してしまいます。

 

僕が以前、冬の早朝に洗車をした時、水をかけていざスポンジで洗おうと思ったら「ジャリッ」と表面が凍結してた経験が何度かありますので・・・

 

単純に水が冷た過ぎて、手を思うように動かせないデメリットもあります。

 

一方、夏のような気温が高い日は、ボディ表面の水分の乾きが早くなるのでNGです!

 

黒いボディの場合は、水をかけた瞬間に蒸発するのが確認できました。笑

 

洗車の適温は10〜25度くらいらしいですが、判断基準がわかりませんよね。

 

目安としては、

 

  • 何もしなくても汗をかかない
  • 吐く息が白くない

 

くらいを目安にすると良いですよ!

 

時間帯は午前中が良い

 

洗車に適した時間帯としては、午前中がおすすめです。

 

理由としては、比較的風も日差しも弱いからですかね。

 

1日の気温が最も高くなるのは午後2時くらいと言われています。そのため、夏場なんかは午後に洗車をするのは非常にマズいと言うことです。

 

僕の場合は『夏は早朝、冬は午前中』に洗車をするのがルーティンです!

 

夕方や夜間の洗車はできるなら避けたい

 

夏は暑いので、夕方や夜間に洗車を考える人も多いですね。

 

確かに気温的には下がるので、塗装面には安全です。しかし、虫が大量発生するじゃないですか!拭き上げの時に一緒に虫も巻き込んでしまうことがあるため、僕は避けるようにしています。

 

また、周囲が暗いと車の状況が把握しづらいので、効率が下がる。というデメリットとあります。

 

それで翌日「あれっ?ここ汚れてる!」「こんなキズなかったはずだけど・・」というような状況になるわけです。

 

虫がいなくて、強烈な照明が設置してある洗車場なら快適にできそうですが、なかなかそんな都合の良い場所はありません。

 

まとめると、洗車は基本的に午前中に行うのが良いと思っています。

洗車NGな環境

何度も言っていますが、炎天下と強風の日は洗車NGです!

 

どれだけ洗車したくても、やめておくのが得策ですね。僕は身をもって経験しているので、言わせてもらいます。笑

 

あまりに洗車の効率が悪いので、イライラしてきたり、洗車が適当になったりするんですよ。おまけに自分は暑くて汗だくになるし、その状態で車に乗るからシートが汚れるし正直良いところはなかったです。

 

炎天下や強風の中での洗車は、一時的にキレイになったように感じても、おそらくシミやワックスなどのムラになりますので、やめておきましょう!

洗車する環境で気をつけたい事!

エンジン停止直後は気をつけて

 

たとえ気温が低く、曇りの日でもエンジンを停止してしばらくの間は車自体が熱くなっているので注意してください。

 

特に熱くなるのは、ボンネット中央付近とホイールやブレーキなどですね。

 

真夏なんかは車で10分も走ればかなり熱くなるので、パネルが鉄板化します。

 

前にも書いた通り、熱によって水分や液剤の蒸発が早くなるとシミやムラの原因になるので、ある程度車が冷えてから洗車をするように心がけています。

 

ただ待つのもアレなので、15分くらいは内装の掃除やゴミ捨て、スポンジやクロスを洗うなどしておけばあっという間に過ぎるのでおすすめです。

 

水が凍結する冬の早朝は要注意

 

水の凍結についても上で説明しましたね。

 

たとえ氷点下(0℃以下)でなくても、車の表面は凍結する場合があります。

 

冬場にウォッシャー液を出してワイパーを動かした時に、「ジャリジャリ」と凍った経験はないですか?

 

あんな感じに洗車の時も凍ってしまう場合があるんですねー。

 

当然氷は硬いので、そのままスポンジ等でこすると傷の原因になってしまいます。できることなら避けたいですよね?

 

今までの経験上、気温が氷点下でない時に水分が凍ってしまうのは、いずれも冬場の早朝(7時くらい)でした。

 

なので、冬の洗車は9時くらいからを目処に行うのがベストではないかと思います!

 

虫が発生しやすい夏場の夕方は注意

 

せっかく洗車したのに虫がつくのって嫌ですよね・・

 

最悪なのは、水を拭き上げてる時ではなく「あー終わった!」と拭き上げ後にクロスを見ると虫の死骸がこびりついてる時です!

 

「えっ!どこで虫を巻き込んだ?」と場所の特定が難しいのがさらに厄介。特に黒系の車だとおそらくわからないと思います。

 

虫の死骸を放置するのは、塗装面に悪影響です。なので、気になる人は再度洗車をするかキレイなクロスで全面水拭きをする事でしょう。

 

このような、二度手間にならないように虫が少ない時期と時間帯を選ぶのが大切だと思います。

 

冬場は虫の影響はほとんどありません。

 

春から夏にかけて、夕方から夜は虫が大量発生するので注意して下さい。

 

最後に、洗車に適した環境をまとめました。

 

  • 曇りで風の弱い日を選ぶ
  • 洗車は午前中に行うのが良い
  • 夏は早朝6時から9時
  • 冬は9時から12時

 

これらを守れば、洗車の環境が原因でシミやムラになったり、虫がこびりついたりする心配は激減するはずですよ!