洗車をする頻度について解説!やりすぎると塗装を傷めるのか?
洗車は定期的にやった方が良い!と言われていますが、結局のところどのくらいの頻度で洗車をすれば良いのか気になりますよね?
今まで自分の車や他人の車を洗車してきた身として考えると、『1ヶ月〜3ヶ月に1回』くらいが理想的な洗車頻度ではないかと思います!
「頻度高くね?」「もっと洗車した方が良いのでは?」など思うことはあるでしょう。
確かにその通りで人によって考えは様々。また、車の状態でも適切な洗車頻度は変わります。
僕の場合は1ヶ月おきに洗車をする事が多く、しない時は6ヶ月くらい洗車しないままの時もありましたね。
今回は用途別や車のカラー別に考える洗車頻度と、おすすめな洗車頻度やその注意点について解説していきます!
用途別で見るおすすめ洗車頻度
まず洗車といえば『シャンプー洗車』の事を言うと思います。
シャンプー洗車は泡とスポンジで車を洗った後、水滴をキレイに拭き上げて完成!となるまでの工程です。
その他にも洗車ケアは色々あって、こびりついたガンコな汚れ除去、鉄粉除去、ワックスがけ、コーティングなど。
このような洗車ケアも定期的に行っていく事が、車を長くキレイに保つための秘訣です!
用途ごとの、おすすめ頻度をご紹介します。
シャンプー洗車の頻度
シャンプー洗車は『1週間?1ヶ月おき』くらいの頻度でやるのがおすすめです!
どれだけ車をキレイにしても、やはり道路を走行してるからには汚れは付着します。
出来るだけ早いタイミングで洗車をして、汚れの固着を防ぐことも大切なため、やはり1ヶ月に1回は洗車をしたいですね!
鉄粉除去の頻度
鉄粉除去は『半年?1年おき』くらいの頻度で十分です。
鉄粉除去とは、ボディに付着した鉄粉を除去すること。洗車する時にスポンジの滑りが悪かったり、表面がザラザラするようなら、鉄粉がついてる証拠です。
ガラスコーティング施工をしていても、少なからず鉄粉は付着する物なので、定期的な作業が必要になります。
水アカ取りの頻度
水アカ取りは『3ヶ月おき』くらいの頻度でやるのが良いです。
水アカ汚れとは、サイドミラーやエンブレムの下に黒い水だれのような跡がありませんか?それが水アカです!
普通の洗車では落ちない汚れなので、専用のクリーナーを使ったり、コンパウンドで磨いて落とします。
コーティング施工している車には、ノーコンパウンド(研磨剤を含まない)タイプの水アカクリーナーなどがおすすめですよ。
ワックス掛けの頻度
洗車後のワックスがけは大事ですよね?最近ではガラスコーティングが主流となってきてますが、濡れたような極ツヤに仕上げるのは、いまだ固形ワックスが上です!
ワックスは耐久性が低いのがデメリットで、『2、3ヶ月間隔』くらいの頻度で、ワックス除去からの再度ワックスがけを、する必要があります。
ワックスを放置すると油汚れとなり、除去が大変になるので、必ず定期的に行いたい作業になりますね。
ガラスコーティングの頻度
ガラスコーティングに関しては、製品もピンキリなので言い切れない部分があります。
スプレー式簡易コーティングの場合は、『3ヶ月おき』くらいの頻度で、施工すれば良いです。
洗車に惜しみなく投資したい!という人は、洗車ごとに施工するのも全然ありだと思います。
僕も昔は週一で洗車してましたが、シュアラスターの
ゼロウォーターを毎回吹きかけていましたので。
硬化型のガラスコーティングの場合は、『1年から3年くらい周期』での施工で問題ないと思います。
業者で行う何十万円もする超本格コーティングの場合は別ですよ。あれは十年保証とかあるので、直接業者に相談する方がいいです。
ここでいう硬化ガラスコーティングとは、自分でできるタイプのコーティング剤です。
僕は現在、3年耐久の『ピカピカレインプレミアム』を施工しています。
コーティングについて調べたことある人は知ってるかもしれませんが、このピカピカレインは今のところ効果持続しています。
2度塗り施工から一年半経過しましたが、シャンプー洗車のみで全然キレイになりますよ!
週1回の頻度で洗車しても良いの?
先ほどから、シャンプー洗車は1週間から1ヶ月おきが良い!と言ってきています。
が、「そんなにたくさん洗車しても大丈夫なの?」
そんな疑問ありませんか?
洗車方法が正しければ全然問題なし
結論から申しますと、正しい洗車方法をしていれば全く問題ありません!
むしろ車にとって良いことでもありますね。汚れを早い段階で洗い流して、常にキレイをキープさ状態なのですから。
実際に車付きや洗車好きな人は、週末の洗車が日課というパターンが多かったりします。
僕も基本的に1週間に1回ペースで洗車していましたが、多いときで週3回くらい洗車した事もあります。
「さすがにやり過ぎ!」「気持ち悪い!」とか会社で言われましたが、僕にとって褒め言葉でしかありませんから。笑
こまめな洗車が車にも良い!
屋外に駐車しておくだけで汚れ、ボディの劣化や変色の原因にもなります。毎日通勤で車を使ってるなら、毎日汚れが蓄積していくということです。
そのため、こまめな洗車が必要になります。
週に1回の頻度で洗車をしていれば、スポンジを軽く滑らせるだけで汚れが落とせます。水滴の拭き上げもらくですので、合計時間もそんなにかからないのです。
一方、数ヶ月洗車していない状態から洗車をすると・・・
・汚れが落ちにくい
・水アカの固着
・強く擦ってしまい傷がつく
・水弾きが悪く、水滴の拭き上げに時間がかかる
などで、かなり非効率になります。
このように、毎回の洗車がしんどい物だと感じて、さらに洗車をしなくなる人が多いんだと感じますねー。
週一洗車は本当におすすめで、ササっとキレイになり気分も爽快ですよ!
時間がなければ無理して洗車しない!
週1回ペースで洗車をするのは、時間的に厳しい人も多いですよね?僕も独り身の時は毎週洗車でした。
しかし、結婚して家族ができるとそう自分の時間はありません。
時間がないのに「洗車しなくちゃ!」と雑な洗車にはなるのだけは絶対にやめた方が良いです。
洗車キズがつくのは洗車方法が間違ってるだけですが、慌てて洗車するとキズもつきやすくなってしまいます。
他にも水滴の拭き残しがあると、ウォータースポットとして固着してしまう可能性もあります。
時間が無いならば、ガラスコーティングで塗装面を保護する事をおすすめします。
コーティング後は、圧倒的な汚れの落ちやすさと、水の拭き上げ時間が半減します
ボディ色ごとの洗車頻度
黒い車の洗車頻度
黒い車は特に『洗車キズ』が目立ちます。なので、洗車頻度よりゆっくり時間が取れる日に洗車をするように考えるべきです!
頻度的には『2、3ヶ月おき』くらいで洗車できればOKですね。
正しい洗車方法をしていても、ソリッドの黒(メタリックが入ってない純粋な黒)には細かいキズがついてしまいます。
また、黒いボディは塗装面が熱くなりやすい点にも注意が必要です!
夏場には、水分やシャンプー液が一瞬で乾いてしまうこともあるので、天気や気温にも気をつけて洗車日を選ぶ必要があります。
白い車の洗車頻度
白いボディは、洗車キズが目立ちにくいため、そこまで神経質になる必要はありません。
僕は昔も今も車は白色と決めているんですが、週一ペースで洗車していた時期もキズ等は全然気になりませんでした。
しかし、白い車の場合は水アカ汚れや泥はね汚れが大いに目立ってしまいますので、こまめに洗車をして汚れの固着を防ぎたいですね。
洗車をする頻度としては、『1ヶ月おき』の頻度でシャンプー洗車をするのがおすすめです。汚れもすぐに落ちるので、毎回気持ちの良い洗車が楽しめますよ!
雨が降る前でも関係ない
「雨が降るから洗車しても意味がない」
という声が僕の身近でも聞こえてきます。あなたも同じ考えでしょうか?僕は違います。
雨が降るから洗車しない!という事はありません。むしろ雨が降るから洗車やっとこうかな!って感じですね。
ご存知の通り、雨は酸性雨であり、空気中の汚れを含んだ『汚い水』です。その雨が降ったまま放置すると、汚れが蓄積して、徐々に塗装面が劣化していきます。
汚れの上に雨水が溜まり、太陽光に照らされるとなると、さらに塗装面への影響が心配になります。
そのため、雨が降る降らないに関係なく、洗車をすることをおすすめしますよ!雨で車がキレイになったように感じるのは、そもそも車の状態が悪すぎるだけなので、錯覚に惑わされないようにして下さいね!
洗車のタイミングが大切
洗車の頻度について解説してきましたが、モヤモヤと感じていると思います。「結局どのくらいの頻度で洗車すれば良いのか?」
結局のところタイミングの問題だと思うんですよね。
汚れがひどくなったらから洗車をするのは間違いじゃありません。しかし、車が汚れたから時間は無いけど、とりあえず洗車しておこう!という場合はどうでしょう?
慌てて手洗いしたり、洗車機に入れることにより、ボディへのキズが付きやすく、思ったより洗車もできていない。そして洗車後の水滴の拭き残しによりウォータースポットとしてシミとなる・・・
実際に僕の友達がこのタイプだったので、しみじみと感じますが、非常にもったいないです!笑
余計なお金をかけずに一旦放置した後、時間を確保した上でじっくり洗車した方が傷防止になるし、車もキレイになるのでおすすめですよ。
すぐに洗車が必要なタイミングもある
ただし、すぐに洗車(部分的な汚れ除去)をした方が良い時もあります!
最後にすぐ洗車をしなければいけない条件・タイミングについて解説します。
花粉や黄砂が付着してる時
花粉の季節等は、1日で車が黄色くなるので嫌ですよねー。
この花粉や黄砂が厄介者で、放置して水分がつくと、さらには汚れが落ちにくくなるので、すぐに洗車することをおすすめします。
特に花粉の場合、夜露や雨が降ったら最悪で、取れないシミになる可能性があるので注意が必要です。
花粉自体は柔らかいので傷はつきにくいです。しかし、汚れが固着してくるとスポンジでこすっても落ちにくくなるので、その際に強く擦ってキズつけないようにしましょう。
花粉の固着汚れは温かいお湯をかければ簡単に除去できますよ!
融雪剤がまかれた道を走行した後
冬場に高速道路を走ると必ず巻かれている『融雪剤』、これを放置すると汚れも固着しますし、下回りから塗装面が侵され最終的にサビが発生してしまいます。
融雪剤の場合はボディ面の融雪剤を落とすのも大事ですが、それよりも下回りを重点的に洗い流してください。
下回りにはサスペンションやマフラーなど大事な部品が沢山あります。これらにも融雪剤は付着するので、シャワー(もしくは高圧洗浄機)で調節水洗いしてあげましょう!
融雪剤は早めの対応だと水だけで洗い流せます。
宿泊旅行や帰省などで出かけている場合は、それらが終わってお家に帰って落ち着いてから洗っても全然OKです。
鳥のフンがついた時
鳥のフンがついたままの車をよく見ますが、すぐに洗いたい衝動にかられます。笑
そのまま放置すると、固くなり塗装面を侵食してしまいます。最終的には塗装面が陥没したようなダメージを受けるため絶対放置してはいけませんよ!
鳥のフンが付着した部分だけで良いので、洗い流すようにしましょう。