洗車をする意味とは?自然と安全運転や燃費向上にもつながる
あなたは何の目的で洗車をしますか?もしくはやってみようと思っていますか?
一般的にいえば洗車は車をキレイにするためのものですよね。あなたも同じ考えではないでしょうか?
しかし、実はボディがキレイになるだけでなく、他にも良い点がいくつかあるんです!
具体的には以下のような点があります。
・車を長期間キレイに保つことができる
・車のいたずらや不具合に気付きやすくなる
・交通事故防止につながる
・燃費が向上する
このように車のボディがキレイになるだけでなく、コーティングを施せば汚れを防いで長期間キレイなまま維持することも可能です。
また、交通事故が減ったり、燃費が良くなったりと良いところは沢山あります!
このブログに訪れたということは、車が好き。もしくは自分で洗車したい。そう思っているはずです。
なので、ぜひ最後まで読んでいただき、洗車の魅力をさらに理解してもらえたらと思います!
車をキレイに長く保つ
車を長く乗るためには定期的な洗車が必要です。
その理由は、塗装面は意外とデリケートである点があります。夏場なんかに塗装面を爪で押し込むと、表面が凹むくらいに柔らかくなります。(試すのはやめた方がいいですが・・・)
長年乗っているとすり傷やガリ傷などがついたり、鳥のフンや鉄粉、花粉や黄砂なとなど、様々なダメージを放置した状態になります。
そのまま放置すると、塗装面がジワジワと侵されていき、最終的には車の鉄板に穴が空いたりする事もあるようです。
さすがにそこまで酷い車は見たことありませんが、車のツヤが無くなったりしているのは、あなたも見たことがありませんか?
ボディのツヤが無くなるという事は、塗装を保護しているクリア層がなくなる事を意味しています。そんな車には誰も乗りたくないし、洗車をしてもキレイになりません!
クリア層が剥げるレベルまで到達した車を復活させようと思うと、全塗装(金額30〜50万円)をするしかありません。
手遅れになる前に洗車をこまめに行うことが重要になります。
飛び石などの傷にすぐ気付ける
洗車を定期的、例えば1ヶ月に1回くらい行っていると、自分の車の状態を把握できるようになります。誰も手元を見ないで洗車する人はいませんからね。
状態を把握できるという事は、飛び石やひっかき傷。塗装面のサビなどの異常にも気付くことが出来て、早めに対処することが可能になります。
病気の治療なんかでも、早期発見・早期治療が大切と言いますよね?
車のボディに関しても同じで、早めに対処すると車へのダメージも最小限で済み、修理代も安く済みます。
もしくは自分で簡単に処置できる事も多いので、財布にも優しいです!
僕の体験から言わせてもらうと、だいたい以下のような点で気付くことが多いです。
・ボンネットやバンパーへの飛び石キズ
・飛び石による塗装剥がれ(放置すると錆びる)
・ドアノブ周辺の小キズ、引っ掻きキズ
・鳥のフン、虫の死骸の固着
など、他にも色々ありますよ。
ちなみに僕の場合、ドアノブ周辺のキズは嫁がつけたキズです。
洋服のファスナーが当たったり、バックが擦ったりするなどして、少しずつついた感じですね。
爪が引っかからない程度のすり傷やひっかき傷であれば、その範囲だけ軽く磨けば簡単に消すことが可能なので問題はありません。
オイル漏れなど不具合の早期発見
また、塗装面のダメージだけでなく、車の機能面についても早期発見が可能になります。
洗車をして水滴を拭き上げる際にエンジンルームを開けると思いますが、その時に黒いにじみがあれば、エンジンオイルが漏れてる証拠です!
その他にもラジエターの損傷(フロントバンパーから覗き込めば見える網状のもの)なども目視で確認することができます。僕の場合は損傷と言うよりは虫や枯れ葉などが詰まってることが気になりますが・・・
ちなみに、指で押さえつけるだけで変形してしまうのがラジエターなので、虫などを除去するときはつまようじなどで優しく取るのが大事ですね。
このように洗車を定期的に行うことで、塗装面だけでなく、車全体の異常にも気づきやすくなるのでメンテナンスの一貫として洗車をする意味はあります!
車に愛着が湧き運転がていねいになる
洗車をすると車を大切に扱うようになります。例えるなら、アクセル操作が優しくなったり、深い段差なども気をつけて乗り越える感じでしょうか。
「え?、それ本当かよ」と思うかもしれませんが、実際そうなんですよ。
僕は急アクセルやブレーキが嫌いです。時にはやってしまう場面もありますが、基本的に急がつく動作は車に悪いです。
急ブレーキをかけると、ブレーキパッドからダストが多く出ますし、タイヤの削りカスがボディに付着することもありますので。
交通事故防止につながる
車を大切に乗ると丁寧な運転になります。すると、交通事故の確率も下がるんですね。
『車をキレイにする人は事故が少ない』というデータが実際に出ているみたいですが、あなたは不思議に感じますか?
洗車好きの僕からしてみれば、必然の結果でないかと思うんですよ。だって大事な愛車を傷つけるのって心が痛むじゃないですか!!
なので、自分は丁寧に安全確認しながら運転する。ぶつけられても嫌なので危険な運転せず、防衛運転をするようになります。譲り合いの精神ですねー。
最近はあおり運転が話題になっていますが、あおる人の気持ちは到底理解できません。
渋滞等で車間距離が縮まることは多少わかりますが、パッシングしたり幅寄せしたり、蛇行運転したりなど楽しいんでしょうか。(高速道路で車を止めるとか信じられません・・・)
自分にも相手にもメリットなんて無いんですから絶対にやめるべきです。
結果的に燃費も伸びる
今の話を聞いて予想はできるでしょうが、運転がていねいになると、燃費も向上します!
ふんわりアクセル、一定の速度が燃費向上の基本ですからね。
洗車をするだけで車もキレイになって、燃費も伸びるとあれば良いとこだらけです。
僕の場合、ずっと前から運転に気を使っていたので、実際に燃費がどれだけ変わるかはわかりません。もしあなたが「ちょっと乱暴な運転してるな?」と思うのであれば、効果は期待できると思いますよ。
洗車もメンテナンスの重要な1つ
洗車も車のメンテナンスの一種であると知ってますか?
ちなみに僕は知りませんでした。笑
車の取扱説明書にも洗車について記載あり
車の取扱説明書を見たことがありますでしょうか。僕はめったに見ないで生きてきたんですが、スペアタイヤの収納場所がわからなかったので読んでいたら、以下のような文がありました。
鳥のフン、虫の死骸、ピッチタール汚れなどは早目に除去すること、ボディーが水を弾かなくなったらワックスがけを行う
これって定期的に洗車してくださいねって意味じゃないですか!
洗車は好きな人がすれば良いのでは?と思っていた僕も「へ?そうなんだ」と感じましたね。
自動車メーカーも塗装面のデリケートは十分に理解しています。なので、このように書いてあるんです。
どうですか?洗車をする意味は、『車をキレイにしたいから』という自己満足だけでは無い事がわかってきたのではないでしょうか。
「雨が降る」「キズがつく」だから洗車しないは間違い!
最後に洗車をしない人の誤解を解きたいです。
・どうせ雨が降るから洗車する意味がない!
・洗車すると細かいスリキズ(洗車キズ)がつくから洗車しないほうが良い!
このような意見は多くありますが、これらは間違いなんです!
雨は酸性雨と言いますよね。この酸性雨を放置するとボディにダメージがあります。半年くらいなら洗車せずとも影響はありませんが、このまま2年3年と放置し続けた場合、塗装面に深刻なダメージを与えることになります。
なので、洗車好きの人はこまめに洗車をして、車に悪影響な成分を取り除いてるわけです。
洗車と同時に塗装面を保護するコーティングを施せば、塗装面の耐久性はグンと上がります。
最近では、自分でもできる硬化型ガラスコーティングなどもあります。
洗車する際のスポンジの滑りが良くなったり、撥水性能も良いので水滴の拭き上げもかなり楽になるのでおすすめですよ!
僕も3年耐久のガラスコーティングを自分で施工しましたが、半年洗車出来なかったときでも汚れは簡単に落ちますし、撥水効果も衰えていませんでした。
手洗い洗車による洗車キズに関しては、洗車方法が間違っているとしか言えません!
例えば、ボディ・タイヤ・ホイールの全てをスポンジ一つで洗ったり、洗う際に十分に水分を含ませていない、円を描くように洗うなど原因は様々ですが、この場合は洗車キズは当然ついてしまいます。
正しい洗車方法をマスターすれば、このような洗車キズはほぼつかない様になるので安心して下さいね。
細かいことはこの記事では言いませんが、このブログを読んでもらえれば、あなたも洗車上手になれますよ
僕が20代前半だった頃は、毎週朝9時から夕方まで洗車をしていた記憶があります。今となっては「気持ち悪いな・・」と感じますが、それも良い勉強だったと思っております。
そのためか、自分の車には目立つ洗車キズもつかなかったですし、今では洗車の時間が1時間以内とかなり短縮しました。
ソリッドブラック(メタリックの入っていない純粋な黒色)の先輩の車を磨きからコーティングまでやった時には、「新車みたいだな!お店開けば?」と言われた事もあります。笑
洗車は体力も使うし結構しんどいですが、洗車した後はなぜか気持ちいいんですよね。
ぜひあなたにも洗車をする意味を理解してもらって、洗車好きになってもらいたいと思っています。